花鳥風月

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fuusen (0)
短編小説を書いてみました。

とても未熟で申し訳ないのですが、もし良かったら読んでください。

あと、できればコメントもヨロシクお願いします。


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2007年06月17日開設
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『GAME』 聖都 | GAME 2007/10/12 15:18
http://myhome.cururu.jp/fuusen57/blog/article/91001519547

 今、ペガサスの背中の上。わたしは夢をみているの?それとも、物語の中?


 冷たくて、心地よくて、風と一緒に夜の闇に溶け込んでゆく。


 森を越えると大きな河があり、遠くにぼんやりと街の光が見えてきた。


 ペガサスの群れはだんだん高度を下げ、街に向かっていった。=====


 聖都:アルマナ。平らな大地の中央に建てられた最大の都市。古来より平和と希望の象徴
として人々の信仰の中心となってきた街。=====


 わたし達ジールメンバーは海の砦:ルシードでの第二戦を終えてすぐここアルマナに向かった。現在、国王との面会のために応接室で待機中。


サクラ:「隊長、ライル国王ってどんなひとなんですか?」


ケルン:「国王は、最も強力な魔術の使い手であり、民からもその人柄が愛される賢明な人
物だ。」


ライル:「そう言ってもらえるとうれしいよ。ケルン隊長。」


 白髪の優しいまなざしの老人がそう言いながら部屋に入ってきた。


ケルン:「国王ではありませんか!!!みな、ひざまずいて顔を伏せるんだ!!!」


ライル:「いえいえ。そんなことはいらないよ。それよりもわたしの顔を見てくれるかな。」


 国王は穏やかに微笑んでいた。


ケルン:「仰せの通りに。」


ライル:「遠い所から良く来てくれた。長旅で疲れただろう。」


ケルン:「いえ、国王から送っていただいたペガサスのおかげで、疲れておりません。」


ライル:「ペガサスたちが役立ってくれたか。それは良かった。しかし、皆にはゆっくりと休んでもらいたい。部屋にはフカフカのベッドを用意しておいた。寝心地は保障する。あと、夕食も各部屋に運んでもらう予定だ。ここアルマナには特別なものはないが、食事と安らぎには困ることはない。楽しんでいってくれ。」


ケルン:「いろいろとありがとうございます。」


 ケルンは深くお辞儀をした。=====


 サクラ・レナリー・ミアは同じ部屋だった。


サクラ:「このベッド、すごくフカフカで、気持ちイイー!!」


 部屋着に着替えたサクラはベッドの上ではしゃいでいた。


サクラ:「そうそう。質問があるんだけどさ。もうちょっといろいろ教えてくれないかな。
わたし、みんなの言ってることが全然わかんなくてさ。五大都市とか、魔術とかさ。」


レナリー:「そうね。じゃあ、五大都市から教えてあげる。5大都市は、『頂の城:エルバ
ス』『エルフの園:キアラ』『海の砦:ルシード』『聖都:アルマナ』『死の街:ゼブラル』の5つで、名前の由来は・・・」


ミア:「その話、わたしも参加してよろしいかしら(笑顔)」


レナリー:「わたしより、ミアが説明した方がいいわね。そういう物語、大好きだし。」


ミア:「じゃあ、わたしが代わりにお話いたしますわ。5つの都市にはそれぞれ特別な力が
働いている。エルバスには火、キアラには土、ルシードには水、アルマナには光、ゼブラルには闇。だから、人々はそれらの特別な街を五大都市と呼ぶ。では、なぜ、特別な力が働いているのかというと、それは街の守護神と関係している。エルバスのドレイク、キアラのワーム、ルシードのリバイアサン、アルマナのフレズベルク、ゼブラルのバジリスク。そして、これらの守護神は人間に力の一部を与えた、それが聖徒。だから、聖徒は魔術を使えるということです。」


レナリー:「でも、ドレイク、ワーム、リバイアサン、フレズベルク、バジリスクは伝説の中のものよ。けど、聖徒が魔術を使えるのは本当。」


サクラ:「そーゆーことだったの。レイオス国王が魔術を使った時はびっくりしちゃった(笑い)」


ミア:「あと、言い忘れてましたけれど、それ故に、五大都市は力に傾いている。どういう
ことかというと、火・水・土は精霊に。光は天使に。闇は悪魔に影響されているということ。サクラも街にいれば感じると思うけれど、ここが平和で穏やかなのは天使の力。だから、悪魔の力が影響しているゼブラルに行けば、苦悩と恐怖を感じる。」


レナリー:「でも、昔から不思議に思ってたんだけど、精霊の力は火・水・風・土でしょ。風の力はどこに働いているの?」


ミア:「風の力は5つの力が偏らないように常に5つの街を循環してるわ。」


レナリー:「そうなの。知らなかった。」


サクラ:「せ・い・れ・い?なんか物語の中みたい。」


レナリー:「あなたの故郷には精霊はいないの?」


サクラ:「精霊もいないし、妖精もいないし、ヴァンパイアもいないよ。」


ミア:「変わった土地もあるんですね。」


 ドアをノックし、妖精が部屋に入ってきた。


妖精:「夕食を運んで来ました。今日のメニューは子羊のソテーでございます。」


レナリー:「あら、ありがと。」


妖精:「部屋の掃除はブラウニーがいたしますので、テーブルの上にパンとワインを少し乗せて置いてください。では。良い夜を。」


 そう言って、可愛いらしい妖精は出て行った。


ミア:「明日、街に行くのはどうでしょう。サクラもこの土地のことがわかると思いますよ。」


レナリー:「いいわね。そうしましょう。ねえ、サク。」


サクラ:「・・・・・」


レナリー:「サク?」


ミア:「寝てますね(笑顔)」=====


サクラ:「ねえ、ふたりとも早く早く!!!」


レナリー:「そんなに急ぐとぶつかるわよ。」


 レナリーの目が止まった。


レナリー:「ミア、見て。アクセサリーのお店があるわ。可愛いのあるかな。」


 レナリーもすごくうれしそうだった。ミアはそれを温かく見守っていた。


ミア:「行ってもいいですよ。サクラはわたしが見ておくので(笑顔)」


レナリー:「別にいいわ。今日はサクのために来たんだから。わたしのことは。」


 レナリーは少し恥ずかしそうに顔を赤らめた。


ミア:「じゃあ、後にしましょうね。」


 ミアは優しく微笑んだ。=====


サクラ:「あれっ!!ふたりはどこ行ったの?わたしはもしかして・・・迷子になったのかな?」


 古めな服を着た白髪の老人にサクラの目が止まった。どこかで見たことがある気がする。


ライル:「やあ、こんにちは。確か、サクラといったね。」


サクラ:「ライル国王様!!!なぜこんなところに?」


 ライルは微笑みながら言った。


ライル:「わたしはこうやって街を歩くことが好きでね。たまに城を抜け出してくるんだよ。」


 そこにレナリーとミアがやってきた。


レナリー:「サク。もう迷子になったかと思ったわよ。そちらの方は?」


サクラ:「ライル国王様!!!」


 レナリーとミアが気付き、驚いた。


ライル:「ここでは国王ではない。だたの老いぼれ老人だ。だから、気を遣う必要もない。
買い物を楽しみなさい。」


サクラ:「わたしたち、街を見に来たんです。アルマナがどんなところか見るために。」


ライル:「そうか。そうか。では、3人にアルマナの思い出として贈り物を贈ろう。すまな
いが、主人、そういう訳でこのコたちに一番似合う石を選んでくれるかな。」


店の主人:「わかりました。国王。」


 主人は、心地よく輝く紅色、落ち着きのある藍色、和やかな碧色の石を選び、慣れた手つ
きでブレスレットを作った。


店の主人:「はい。できましたよ。」


ライル:「ありがとう。では、これで足りるかな?」


 ライルは数枚の金貨を主人に差し出した。


店の主人:「そんなの受け取りませんよ。おれらは国王様に感謝してるんですから。この街が平和なのも栄えているのも国王様のおかげです。」


ライル:「そう言われると困ってしまうな。では、いつもようにちょっとイイ酒を代わりに送ろう。それなら受け取ってくれますかな。」


店の主人:「わかりました。その方がおれらもうれしいです(笑顔)」


 できたばかりのブレスレットにライルは呪文を唱え、紅をサクラに、藍をレナリーに、碧をミアに渡した。


ライル:「わたしはもう少し街を散歩しよう。では、また。ごきげんよう。」
そう言って、ライルは立ち去っていった。

 

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再開 | カテゴリなし 2007/10/06 20:14
http://myhome.cururu.jp/fuusen57/blog/article/91001506281

初めにしばらく更新してないですみません。><。

 

なんとか新しい文章が書けたのでUPしました。

 

これからも思いつき次第書いていくつもりです。

 

少しずつかもしれませんが、これからもよろしくお願いします。

 

。。ふうせん。。                            

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『GAME』 第2章 『要塞』 | GAME 2007/10/06 20:08
http://myhome.cururu.jp/fuusen57/blog/article/91001506262

 海洋都市:ルシード。周りを海で囲まれた、貿易で栄える島。第二戦が行われる都市であり、そしてわたしたちにとっては戦いが始まる場所。


サクラ:「ルシードってこんな所なんですね。結構、街なんだ。」


ケルン:「最大級の都市。本来は貿易で栄え、人々が行き来する平和な場所。まあ、それも
あと少しの話だ。」


サクラ:「ここの人々はどうなるんですか?」


 思わず口に出していた。


ケルン:「もう少しすれば、迎えの船が来て、それに乗ってこの街を離れていく、そして、兵士だけの戦場に変わる。よし、そろそろ港に着く。お喋りは止めだ。準備開始!!」


 港に無事到着し、4日間の船の旅が終わった。=====


ケルン:「レイオス国王。部隊ジール、到着しました。」


レイオス:「よく来てくれた。感謝している。ケルン、他のものも顔を上げなさい。」


 国王の前では跪き、顔を伏せるのが礼儀。


レイオス:「はっ!!」


 顔を上げると、聡明そうな男の人が立っていた。


レイオス:「今日着いたばかりで急すぎることかもしれないが、私たちルシードの民からさ
さやかな贈り物を用意した。快く承諾していただきたい。」


ケルン:「はい、承知しました。まことにありがとうございます。」


 それを聞いて島の王は笑顔になった。


レイオス:「では、存分に海の幸を堪能していってくれ。」


 そういって、カーテンを開けると、たくさんの皿に豪華な海鮮料理が乗せられていた。=====


 ひとりベランダにいるサクラ。


レナリー:「サク、どうかした?」


 サクラは微かに笑って見せた。


サクラ:「豪華なごちそうだね。」


レナリー:「そうね。でも、これが最後の食事になるかもしれない。だから・・・」


サクラ:「・・・わたし、怖くなってきちゃった。」


レナリー:「わたしもよ。」


 そう言ってレナリーはサクラを見て、微笑んだ。=====


 わたしたちがこの街に来て、5日が経った。もうこの平和な町は元の姿をしていなかった。


 町からはひとの姿が消え、兵士たちは海の要塞といわれる城に集められていた。


ケルン:「今宵、第二戦が始まる。我々は、レイオス国王を守り、ヴァンパイアを撲滅する。
気を引き締めろ!!たとえ誰が倒れようともこの城を守りぬけ!!!」


 ケルン隊長からメンバーへの激励。=====


 城の周りの10万人の兵たちはレイオス国王からの言葉を待っていた。


レイオス:「我、街と共にあり。我、皆と共にあり。今こそ、剣を掲げよ!!光の軍のため
に!!!」


 兵士たちの声が夜の闇に鳴り響く。


隊長A:「我ら、国王と共に!!!」


隊長B:「我ら、神と共に!!!」=====


 真夜中を告げる鐘の音が終わると闇の中から、それは現れた。浪の音より静かに。=====


 光の軍の戦力は、兵士(人間):10万人、聖徒(ルシード国王) それに対し、


 闇の軍の戦力は死人:5万人、死霊:2万人、数百人の下層吸血鬼、4人の純血ヴァンパイ
ア。


 足音が近付いてくる。だんだん大きく。それは大地が泣いているようだった。


 そして、第二戦が始まった。=====


  事実報告


  一の月:光の軍、闇の軍ともに被害は少量。聖水の効果で死霊からの攻撃を受けず。


  二の月:闇の軍の攻撃が激しくなった。しかし、光の軍は城を守りきっている。だが、だ
       んだん教会の聖水を供給できなくなってきた。


  三の月:戦いが持久戦へと移っていくと闇の軍の勢力が光の軍を飲み込み始めた。


 教会から聖水の供給が途絶えた。


レイオス:「皆よ。勇気を持って、平和を守ろうとする者たちよ。我は皆と共にある。故に少しの間だけだが皆を守ろう。」


 レイオスは両手を空に掲げた。


レイオス:「恵みの雨。母なる海よ。我らを守りたまえ。」


 そういうと霧が立ち込め、島全体が霧に包まれた。


レイオス:「これでしばらくの間、敵にはこの島の位置がわからない。しかし、同じことが我らにも言える。しばらくの間、街の外には出てはいけない。」


  四の月:聖徒レイオスの力により被害なし。しかし、傷ついたものが次第に倒れている状   
       況。


  五の月:依然として、被害なし。束の間の休息で兵士たちの体力も回復。


  六の月:次第に霧が薄れている。だが、もうすぐ日が昇る。久しぶりの光が我らに勝利を運ぶ   

       ことを願っている


兵士長:「守りの霧が消え、国王の力も弱まっている。だが、あと一日だ!!!死ぬ気で守れ!!!国王のために!!!祖国のために!!!」


 そして、7回目の夜がやってきた。


 ここまで、攻めあぐねている闇の軍は海の精:セイレーンをも使い総攻撃をかけてきたが、
城の周りには氷の壁が立ちはだかり、敵の侵入を拒んでいた。


 しかし、死人と死霊もその壁を越え、城の敷地内に侵入し、今、城を囲む丘では両軍が戦っている。


 辺りは荒々しい足音と鉄がぶつかり合う音で騒がしく、死人の嫌な臭いが立ち込める。=====


 戦いはもう数時間続いていたが、終わりがやってきた。レイオスによってもたらされた膨大な量の水が死人と死霊を洗い流し。そのまま、朝を向かえた。


  七の月:光の軍は七の月の間、城を守りきり、第2戦、勝利。


 

  この知らせはすぐに広まり、人々は勝利を祝った。


 さらに今回の戦いではほとんど兵を失わなかったことが人々にはなによりうれしいことだった。=====


 戦いが終わり、帰りの船の中。


ケルン:「今回の戦いはレイオス国王の戦術により、我々が直接戦うことはなかったが気を緩めないで欲しい。今回が特別なだけだ。戦いではたくさんのものを失う。そのことをわかっていて欲しい。」


ジール:「はい!!!」


 そして、わたしたちジールメンバーは第3戦が行われる平地のフィールド。聖都:アルマナへと向かった。

 

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