錫釜原酒 錫滴(しゃくてき) 本坊酒造(株)津貫工場
【蔵元】1872年創業。本坊松左衛門の「殖産興業による社会福祉」の
精神から、年号も明治に変わって間もない混乱の頃、鹿児島県
薩摩半島南端にある津貫の土地に誕生た大手酒造メーカー。
【銘柄】本坊酒造知覧蒸留所に残る稀少な錫蛇管蒸留器で蒸留し、
一滴の水も加えずそのまま蔵出しした原酒。
また、その旨みを楽しんでもらう為、濾過は軽微にとどめられた銘柄。
(昨年11月下旬に訪薩した際、とある方からいただいた品。感謝♪)
なんでも、錫は水を浄化し、素材本来の味を引き出す性質があり、
酒質をまろやかにするといわれているらしいです。
.........とは申しましても、「“錫蛇管”ってナニ?」って感じですよね。(汗)
という事で、錫蛇管とは、
この様なモノでございまして、
冷却槽の中にあるこの蛇管を
蒸留され気化したモロミが通り、
冷却され液化し焼酎になる・・・
多分、そんな感じだと思います。
違ってても怒らないでくださいネ!
泣きますよ・・・(爆)
そんな訳でボトルも錫をイメージした酔うな凝った作りのモノとなっておりますが、
それはさて置き、ありがたく飲ませていただくことにいたします。
香) ツンッとした刺激はなく、穏やかながら太い香りが立ち上ります。
生) 原酒なりの刺激はありますが、むしろまろやかで甘いといった印象です。
氷) 流石原酒.....甘味が強くなり、香りも感じ易くなりますが36度あります。(汗)
水) まろやかな口当たりとほんのりした甘味で、ゴイゴイいけます。
湯) まろやかさの中に確かなコクとほのかな香ばしさがあり、その奥に甘味。
南薩産黄金千貫で黒麹仕込み.....というスペックらしく、
普段、この錫蛇管蒸留器で醸されたモノはブレンド用として使われている
との事ですので、おそらくアレにブレンドされているのではないか........と、
よく分からない事をその味わいから独り想像したりしてみるのですが、
本品の特徴であろう[まろやかさ]を充分に楽しむのであれば、
お好みの度数に前割りしておいて、温めるのがよろしいのではないかと、
やっぱ高濃度は効くよな........などと酔いながら思い本更新を〆るのでした。