最近、肩の筋肉が張っているなあと思っていたら、昨日、左肩甲骨の内側の筋肉から破滅の音(知ってる?^^)が響いてきた。
最初は軽い痛みだった。だから私は、
「こんな痛み、屁の突っ張りにもならん┐(´ー)┌フッ 」
と、思って、左腕をぐるぐる回したり、ストレッチをしていたのだが、これがいけなかった。やがて痛みは少しずつ増していく。そして帰宅する頃には激痛に変わって、首を回すことも、左腕をあげることもできなくなった(A;´・ω・)アセアセ 。
「う、運転できる自信がわいてこねぇ…( ̄- ̄lll)」
しかし、なんとか運転し、帰路につく。車が加速するときのGですら苦痛だ。
まずいぞ、これは。明明後日は剣道の昇段審査があるのに。
帰宅後、試しに竹刀を振る仕草をしようとすると、
いってぇ~~~~~~~\(* ̄□\) ̄□\) ̄□\))))!!
と、その日一番の激痛に見舞われた(T-T )( T-T) ウルウル 。
竹刀を振る仕草で痛む。となると、長年の疲労が蓄積したためなのかも知れない。
しかし、剣道の教えは過酷だ。単なる痛みや発熱で大事を休むことなど許されない。私は指導者の立場でなんども生徒にその価値観を押しつけてきた。今さら、どうして私が弱音を吐くことができよう。
これでやるしかないなあ。
インターネットで症状を調べてみると、四十肩の病名がふさわしい。いよいよおっさんだな。明日には少し変わっていることを期待して、湿布を貼って寝た。
そして次の朝、私は起床しようとして首を上げられないことに気づいた。やはり悪化したか。しかたなく横を向いてから起きようとするが、首は横にも回ってくれない。
起きれねえじゃねえかよ…。
刻々と時間は進む。ようやく身体を起こしたときには、
「こりゃだめだ。もう学校に間に合わない。」、という時間だった。
今日はしなければならない仕事がある。休みを取る訳にはいかない。私は遅刻の連絡をし、お弁当を鞄に詰めて車に向かったが、いつも見ているマイカーの姿に何となく違和感が。
なんかヘンだな…。そしてよく見ると、
「おや、なんだかタイヤがしぼんでいるぞ。空気が減ったのかな。これじゃ危ないなあ。」
ついていないときは、えてして何重にも不幸が襲ってくるものだ。馴染みのガソリンスタンドに行って空気を入れてくださいとお願いしたところ、
「セルフサービスになっていますから、ご自分でなさってくださいね^^。」、と、店員に言われてしまい、私は激痛と闘いながら、やったこともない空気入れに挑戦しなければならなかった。
なんとか空気入れをクリアし、学校に向かおうと車に乗り込んだ矢先、今度は、
「あっ忘れ物しちゃった…、なんてことだ。」
と、忘れ物に気づき、家に取りに帰る羽目になった。今日は学校までが遠いなあ。なかなかたどり着けないぞ。
その後も、突然の腹痛に襲われたり、普段は引っかからないような信号に5回連続で引っかかったり、何故か道路工事が行われていて渋滞に巻き込まれたりした。
痛さに耐え、脂汗を流しながら頑張っているのにどうして学校に着かないのか。やっとこ学校に到着したのは、なんと10時過ぎのことだった。
そこでようやく気がついたのだが、明日の土曜日はバレンタインデーなのだ。土曜は休日なのでバレンタインイブの13日の金曜日にチョコが飛び交うことになる。
クリスマスとかバレンタインとか、世の中には独り者にむち打つようなイベントが多すぎて、これまで幾度となく孤独をかみしめたことか分からない。良い想い出はなかった。まったく何という日だ。
肩は痛いし、遅刻するし、すっかりへこみながら淡々と仕事を進める。何とか今日中に終わらせないと。
そんな余裕のない私を、勇気づけてくれたのは、意外やバレンタインチョコ達だった。
ふと机上を見ると、家庭科の先生お手製のチョコクッキーが置いてある。
こんな私でも職場チョコなら貰える。ありがたい。
チョコクッキーのお礼を言おうと家庭科の先生のところに行って、声をかけようとすると、その家庭科の先生にちょうど電話がかかってきて、声をかける機会を失った。このタイミングの悪さはただ事ではない。このあたりはさすがは13日の金曜日だ。
しかし、同じ理科の同僚がくれた職場チョコのセンスが私のツボに直撃。

↑ゾウガメのチョコ こんなの初めて


↑ディテールまでこだわりが感じられる。

↑これは食べられないだろう(いろんな意味で)
私は意味もなく、こだわったものが大好きだ。
肩の痛みのために眉間にしわを寄せている私を笑わせるとは、理科の同僚の先生、なかなかやるな。こりゃ参った、一本取られた。ほんと、チョコでリアルなゾウガメを作ってどうしろというのか?
同僚の先生にお礼を言いつつセンスを絶賛すると、
ゾウガメが○○先生には似合うと思って買ってしまった、と言われてしまった。
私はゾウガメが似合う男なのか。
じゃあ、カメはカメらしく慌てずにコツコツ行こうか。
私はちょっと肩が軽くなった気がした。
バレンタインチョコレートは、気持ちを込めて送るものである。そう考えたときに、一つ一つのデザインや色遣いに心遣いを感じることができた。
ちょっと見直したぜ、バレンタインチョコレート。今まで、割高だとか、業界の陰謀だとか言ってごめんな。おいしく頂かせて頂きます。
↑私が貰ったものではないが、デザインが気に入ったもの。凝ってますねえ。

↑食べるのが勿体なくなるようなデザイン。選んだ人のセンスの良さがうかがえる。
今日は朝から落ち込んでいただけに、頂いたチョコレートの一粒一粒が輝いて見えた。
肩の痛みは相変わらずだが、悲観することなくできることをしようと気持ちを切り替えることができた。