友達で大学を卒業してから3年ほど経つ人がいる。
しかもその人は既に30歳を過ぎてる。
国籍がアメリカではない彼。
学生ビザが切れ、新しいビザ取得の有無が不明だった約1年間、
切羽詰っていた彼に散々つき合わされ、
こっちまでもがストレスを感じた。
そして昨年の終わり、彼はやっとビザを取得。
やっと心配が終わって事が一段落したかのように思えた。
が、しかし・・・未だに彼の収入は不安定。
初めて会ったときから彼の収入は不安定、
の割には彼はよくお酒を飲み、クラブに行き、
ディナーや映画、特にイベントなどの付き合いを欠かさない。
借金はもちろんのこと。
彼は友達から大抵いくらかは借りてる・・・俺も含めて。
この前、彼に「ごはんを食べに行こう」って誘われた。
待ち合わせの場所で彼はATMからお金をおろそうとしていた。
なんと、彼の預金は残高マイナス300ドル以上にも及んでいた。
彼は銀行からも借金をしていた。
それでも彼はごはん食べに行きたがった。
彼に10ドルほど貸して一緒にごはんを食べた。
更に駐車料のためにも5ドルを貸した。
言いだしっぺにお金を貸した自分をアホと思った。
これで彼に貸した金額は、恐らく50ドルに及んでいる。
彼とは2年前からの付き合い。
彼は大らかな人で、頭もいいし、頑張り屋だし、
人に尽くす気満々だし、笑うのが好きだし、
キャラ的には友達として本当にいてもらいたいタイプだと思う。
だけど問題はいつも金、金、金。
お金じゃなくても、なにかしら悩み事をしている彼。
彼の言動で悩んでることがすぐにわかる。
彼はここ1年、悩みのオーラをかもし出し続けてる。
感情移入しやすい俺は、彼と一緒にいるときいつも
何気なくそのストレスを吸収してる気がする。
ついこないだ、彼はクラブで誕生日パーティをすると誘ってきた。
当日、午前8時から午後5時までバイトだった俺。
一旦家で休憩しようと目を閉じたら起きたのが8時過ぎ。
待ち合わせ時間はまだだったけど、
家から行くと完璧に間に合う範囲ではなかった。
それにまだ疲れが抜けてなかった。
元々行くって言わなかったからそのまま寝続けた。
数日後、彼は俺に用事あって電話してきた。
その会話の最後の方に
「パーティーに来なくて残念だったよ」って、
本当に残念そうに言ってた。
バイトで疲れていたことを伝えて謝った。
本当に行きたいとは思ってたけど・・・・・
でも、今思えばその日、本心行く気ゼロだったかもしれない。
今思えば、彼との関係上お互い友達だけど、
彼の存在に段々疲れてきてきた。
30歳を余裕で超えてる彼・・・
大抵貧乏な大学生たちからお金を借りてる時点で
問題があると彼は気づいていないのか?
「いい加減に安定した職に就け!」
・・・常にそう言いたい、けど言えない。
彼の哀れな状況に、そしてどんどん壊れていく友情に俺はもう泣きたい。
あまりにも哀しくて本気で泣きたい。
彼とは明日も会う約束。
今度もまた、参加料に30ドルかかるイベントのためだ。
「あんたにそんな余裕は本当にあるのか?」
・・・常に聞きたい、けど聞けない。