―招待状は♥のA―
あの事故から一年が経った。
死のゲームから生き残り無事に現世に帰ってきた私たち5人。
あのゲームで失ったもの、それは大切な友達3人。得たものは大きな悲しみとそれぞれの体に浮き上がった♥のマークのみ・・・。
「おはよー亜璃洲」
「優綺、おはよ!」
昇降口で優綺と会う。
「ねぇ・・その後の変化は??」
こそこそと優綺が聞いてくる。
「あぁ。変化なし・・」
「私もよ。あーあ!!このマーク何なの?!」
―♥のマーク―私は胸元、優綺は太ももに。そして仁には目元、泉は首筋、檜は鎖骨の辺りに・・・。それぞれ大きさは違うけど、死のゲームによって付けられたものだろう。
「おい!!おい竜崎ッ!!」
すごい勢いで教室に飛び込んできたのは
「仁?!なにごと!!」
「こ・・これみろよ・・・。」
そういって目元をさす。
『うっ・・・・・・そ・・・。』
事故後初のマークの変化。それは、仁の目元にあるマークだった。
「♥の・・・・A?」
「なんでAなのよ?」
「俺に聞くなよ・・。」
それが、新たなゲームの始まりだと知ったのは数日後だった・・・・。
数日後 仁の家の前には3mも続く血のあとと、血だらけの仁の竹刀が落ちていた。
そしてそのすぐよこには ♥のAのトランプが・・・。
「うそだろ・・・?」
柊平は、信じられないと言うような顔をしていた。
「♥のAは・・・トランプだったんだ・・。」
「これって、一年前と似てるよね・・・。まさか、またあのゲームが!!!」
恐怖と絶望に支配された空気を泉が壊した。
「も、もうやめよ?あれこれ考えてもだめながする・・・・。」
「・・・・・。よし!!みんなでなんか食いに行こうぜ?考えるのはそれからだ!!」
檜が席を立ちかばんを持つ。
私たちもそれに誘導されるように席を立った。
「あ、私トイレ行ってくるね!!下駄箱で待ってて?」
そういって走り去る優綺。そのとき誰も気づかなかったんだ。太もものマークに異変があったことを・・・・。
それきり優綺を見たものはいなかった。トイレの個室には彼女のバラのブレスが、青い花を赤く染めて落ちていた。♥の2のそばに・・・・。
「優綺ぃ・・・。ごめんね・・・。ついてけばよかったね・・・・。」
「ッ!!くそ・・・!とめる方法はないのかよ・・・」
「・・・あるよ・・・・。」
柊平はつぶやいた。
「え・・・?」
「みんなで集団でいればいいんだ・・・。そうすれば・・・。」
「そうだな・・。そのほうが安全かもしれないな・・。」
檜も賛成する。
「じゃ、じゃあさ・・・。うちにおいでよ?いいよね檜。」
泉がいった。
「いいぜ?親もいないしな。」
疲れた。続きはまた今度にします^^
あと、気づいた方もいるかもしれませんが、これは人柱ありすの話にそって作りました。