実は今、2泊3日の病院生活から久々に戻ったところです・・・・。。疲れました。
コトの始まりは、火曜日の晩。
いつもは一度寝付いたら朝までわりとぐっすり寝る事が多い下のチビが、
なぜか2時ころから、ごそごそ、ごそごそ。
そのうち、おなかが痛い~!と泣いてはまたうつらうつら、寝入らないうちにまた泣く、の繰り返し。
4時頃からは、もうごそごそではすまなくなり、抱っこしても暴れるくらいの痛がりよう。
2週間前にロタで吐きまくったときにもこんなことはなかった・・・・
吐きながらも食べてたし、元気もあった。今回は、まさに、「ぐったり」
何かがおかしい・・・・
またウイルス性腸炎にしてはちょっと頻繁すぎる気がするし、
痛がり方も激しいし、
「まさか腸重積とか虫垂炎か・・・・?」
元気な上のチビは保育園に預け、朝一番でいつもの職場の病院の小児科へ。
「この年齢だと、腸重積が一番ありえますかね」
浣腸して出た便は、ちょっと下痢気味の混じった普通の便。
熱もなく、受診した時はそれほど痛がっておらず、
「血便は出ていないし、しばらく様子を見ましょう」
これで引き下がってしまったことに後からかなり後悔することになるとは知らず・・・。
昼前に帰ってから、嘔吐の繰り返し。
朝から全く飲まず食わずなのに、胆汁を吐く始末でした。
夕方、嘔吐自体は止まって一緒に上のチビを保育園に迎えに行き、
少し活気が出たものの、またお風呂に入る最中から腹痛を間欠的に訴えだし、
「これはさすがにやばいのでは・・・・?」
もうすっかり夜、自分だけで上のチビ共々連れて救急外来へ連れて行くことにため息をつきつつ、
もう一度受診。
今度は、浣腸で見事な血便。
教科書どおり、「イチゴ状の血便」でした。
「腸重積」
小腸や結腸が遠位の腸に重なるようにはまりこんでおきる腸閉塞
0~2歳に多く、男児に女児より1.5倍は多い。
そして、「ウイルス性腸炎に続発して1~2週間後に起きることが多い!!」
コレだったわけです。
そして、予後というか、治療の成績を決めるのは、「発症からの時間」
深夜の3時からの腹痛だったので、2度目の受診の19時には
すでに16時間を経過してしまっていました。
非観血的整復のタイムリミットは24時間。かなり、微妙なラインまで行ってしまっていました。
「この病院は小児外科のバックアップがないので、
もし高圧浣腸で整復したときに腸破裂してしまうと、手術に即切り替えることができない」
結局、旦那が勤めている病院の小児外科へ連絡をつけてもらい、
そちらの病院へまた再搬送。
愛車セレナはこの日はほとんど救急車と化していました・・・。
「高圧浣腸」
ガストログラフィンという消化管の造影剤を高い位置から重力で腸へ高圧で流し込んで、
はまりこんだ腸を押し戻して整復する
今も昔も変わらない、古典的な手技の治療法であります。
普通は「しゃ~っと流れてすぐ戻ることが多い」という小児外科の先生の言でしたが、
嵌り方が悪かったのか、発症からの時間が経ちすぎていたのか、
横行結腸の「カニの爪」(造影するとはまりこんだ部分がそういう形に見えます)は
ぐっとおしもどされたものの、なんと上行結腸の部分から全く進まず・・・・
一度入れた造影剤を再回収してはまた流し込み・・・
を何度繰り返したかわからず、
気がつくと1時間半以上も経過した頃、小腸まです~っと、造影剤が入っていました。
鎮静は一切なし、だったので、もちろんチビはギャン泣きで大暴れ、
旦那が頭を押さえつけ、足を別の先生が押さえて、の3人がかり、
1時間以上もX線透視出しっぱなし(どんだけの被爆量・・・・??)
という、何とも凄惨な治療だったわけです・・・。
終わったときは、本人も、先生達も、へとへと・・・・というすごい状況でした。
でも、すんでのところで「開腹手術、腸の壊死した部分の切除」
という最悪の事態はまぬがれたわけで、ひとまずほっと胸をなで下ろしました。
しか~し!
時間が時間(夜11時)だっただけに、とりあえず救急病棟へ入院になり、
親の泊まり込みが必要、
でも家は夕飯の支度準備も洗濯も全部途中で放り出してきた状況、
とりあえず必要なものだけはなんとか、
「そんなもんいらん、そのまま泊まれ!」に半分喧嘩になりながらも旦那に取りに戻ってもらい、
処置後12時間は絶飲食だというのに、10分おきに「おちゃ、のむ~~!」と泣きわめくチビを
なだめつつ、ベビーベッド添い寝でお泊まり。。
本当は翌朝退院が多いそうなのですが、
整復までの時間が長かったことと、整復時間がかかって難渋したので、
もしかしたらもっと頭側に腸重積が残っているかも知れない、というわけで
翌日は、なんと全部で5病棟もあるという小児病棟の一つに引っ越し、もう一泊。
(大阪市の小児関係は循環器、神経、血液、腫瘍、小児外科、精神科となんでもおじゃれという
病院なのですが、やはりパワーのすさまじさを実感しました・・・)
前回肺炎で入院した自分の職場の病院とのあまりの差に愕然ました。
とても広々と作られ、長期入院でも母親も、患児もストレスを感じないように
設備やシステムが整っていたからです。
何カ所にもある、TVもOK、古いながらもビデオテープもたくさん、
おもちゃや絵本もいっぱいで、貸し出しもOK、
泊まり込み付き添い用に洗面なども清潔で広々、
食事も、子供が食べやすいような刻み形態、薄味ながらも野菜とお肉がとてもバランスよく
食べやすいメニュー。
翌日の昼からは、毎食ほぼ完食、あっちこっち歩き回って遊んだりTVを見たり。
熱でないか?腸重積再発しないか?(翌日再発、とかも結構あるらしく)、と
はらはらする母親をよそ目に、本人はすこぶる元気に復活を遂げていました。
「腹痛症状」が出ないか、というのが退院の判断に一番必要だったので、
前回の肺炎の入院では一度も泊まらなかった私ですが、
今回は、2泊とも、お付き合いすることにしました。。
今日、無事退院して、上のチビを当面預かってもらった奈良の実家に戻ってきました。
いやはや、、、、、
今年は私の「本厄」の年。まだお祓い行けておらず。。そしてこの厄続き。。。
これは、一日も早くまた厄払い行かないと・・・・と決意した数日でありました。
それはさておき、
「腸重積」、最近、とっても多いそうです。
流行病か・・・??と医師の間で笑い話に上がるほどに。
季節柄、ウイルス性腸炎に続発する例がほとんどとのことです。
今回、最初から、あまりの痛がり方に、自分でもコレを疑いながら、
結局、診断がついて、処置に移るのにとても時間がかかってしまいました。
ネックは、1度目の受診で、「なんとしても腹部エコーかCT」を
していただかなかった事だと思います。
外来にエコーがないという状況があったにせよ、もっと強くお願いするべきだった・・と
後悔しています。
診断の迅速さが治療の是非を決める疾患なので、
似たような症状を疑われたお母様達、、、、どうぞ、早めの受診で 、
かつ、迅速な診断をできる検査をしてもらってくださいね。
とりあえず・・・・・週末はゆっくり休みます(笑)
うだうだと、長々書いてしまいました、お付き合い下さった方、ありがとう~~~。